平成23年7月7日に、恵秀会として3度目の夏のイベント「和の食卓作法を学ぶ」が、八芳園壺中庵で行われました。この料亭壺中庵は、久原房之助(日立製作所と日立コンツェルン創業者・政治家)の東京の別邸として建てられた邸宅を改装し、料亭として昭和25年から営業していますが、日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります」のロケ地としても有名です。今回は、22名の会員の皆様が会席料理のいただき方を学び見聞を広められました。
八芳園外観
料亭「壺中庵」
待合室の先生達
衣紋道高倉流東京道場衣紋講師
日本ホテル・レストランサービス技能協会認定食卓作法講師
富澤通子先生
まずは「食卓作法」の歴史から学ぶ
いよいよ会席料理スタート
前菜(姫鱒手毬寿司、蚕豆白和へ、めひかり抹茶揚)
吸物(鱧葛打ち、ジュンサイ、ヤングコーン、小メロン、実柚子)
造里(福子洗い、本鮪小角造り、槍烏賊細造り大根剣、大葉、花穂、エゴ海苔、山葵、より人参、土佐醤油)
炊き合せ(冬瓜含め煮、うちわ南瓜、鰊昆布巻、小町人参、おくら、木の芽)
焼肴(鮎塩焼き、揚げジャガ芋、手長海老、蓼の葉・蓼酢、酢取り稲荷)
難しい「鮎の骨抜き」を指南する富澤先生
皆さんで挑戦
蓋物(冷や蟹豆腐、そーめん南瓜、蒸し雲丹、マイクロトマト、アスパラ、生姜あん)
留椀(袱紗味噌仕立、あわ麩、水菜)
香の物(盛り合せ)
食事(白御飯)
水菓子(西瓜、葡萄)
お食事後、邸宅の応接間であった由緒ある「蘭の間」を見学
今では手に入らない「むろ」の木を一山分切って使用した貴重なお部屋
最後に皆さんでお庭を散策して記念写真
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